球根植物と言うと、つい「年間を通して乾燥気味が好き」とか「休眠期は掘り上げて乾燥させる」と言うイメージを持ちやすい。
チューリップやフリージアは全く問題ないが、ダイヤモンドリリーのような年間を通して水分を切らさない方が良い仲間たちもいる。
それは乾燥している地域に自生していても、ちゃんと根を湿気のあるところまで伸ばしわずかでも水分を吸っているからである。
ブーファンやブルンスビギアのようなヒガンバナ科の仲間には意外と多いので注意が必要である。

迷ったら、根の動きを見るとわかります。
白い根がどれくらい勢い良く伸びているのか、それによって植物が欲しているものがわかります。
ダイヤモンドリリーの根が一番良く動くのは、秋10月~12月。二番目は春3月~5月。
どちらも気温が安定しており、暑くもない寒くもない時期、平均気温が15℃前後の時が一番活発に動きます。

つまり、冬でも15℃くらいに加温すると良く成長します。
逆に夏、すごい涼しい場所で管理するとまた根が動きます。
ダイヤモンドリリーの生育適温は10℃~20℃くらいなので、その時に水、肥料をしっかりと与えると成長して、著しい違いが出ます。

0℃以下になると動きはストップし、氷点下になると痛みます。
逆に25℃以上に地上部を枯らして見た目は休眠状態になります。

しかし、葉は枯れても根が動いていることがあるので、知っておきたい重要なポイントです
特に葉が枯れ始めても5月は球根が膨らむ時期なので、水分栄養分を必要とします6月くらいまでは水を与えると良いです。

暑い夏の休眠期はさすがに根の成長もストップしますが、多年生である根が萎みすぎないように与えると、球根も萎みすぎす、休眠打破の秋にスムーズに根が水分を吸えるようになるため、その後の成長に雲泥の差が出ます。
ちなみに暑いときにたっぷり水をやってしまうと、鉢の中がお湯になり、逆に根が腐る原因となるので、過湿には注意が必要です。

桜が咲く頃になると、一気に温度が上がる日があります。生育適温を思い出し、少し遮光ネットで温度を下げる工夫をしてあげててください。
同じく秋の彼岸花が咲く頃も暑い日には同じような工夫をすると良いです。

最後に
根が活発に動いている時が肥料を与える時期なので、つまり秋と春に与えるとよいでしょう!!!